うまくスケジュールを立てられない人。必見です。
テスト期間って予定を立てるだけで疲れるよね。。。
よ〜し。テスト期間に入ったし、効率いいスケジュールを立てるで〜!
〜しばらくして〜
う〜ん。意外と数学むずかしくて、時間かかるなあ。。。
〜さらにしばらくして〜
え!?テスト明日!?まだ英語に手つけられてへんねんけどー!
スケジュールの意味。。。。
「スケジュールを頑張って立てたものの、結局守れず意味がなかった。」
「スケジュールを立てずにテストに挑んだら、見事に撃沈した。」
こういった経験ありませんか?
テスト範囲ってどうして毎回こうも広いんでしょうね。
生徒の心が折れないか試しているのでしょうか?(笑)
今回は、そうしたテスト期間の悩みを抱えるあなたに、オススメのスケジューリングの考え方・方法をまとめました。
この記事を読めばすぐに実践できますので、ぜひ参考にしてみてください。
・勉強しているのにテストの点数が伸びない人
・気合は十分だけど、勉強する集中力がない人
回転数と勉強効率。意識するのはこの2つだけ。
スケジュールを立てる際のポイントは2つです。
(1) 回転数:何度も何度も繰り返すことで記憶が定着。
(2) 勉強効率:いろんな教科をやることで集中力が続く。
それでは、1つずつ見ていきましょう!
(1) 回転数:とにかく何回もやるしかない
復習のサイクルを増やすことで、忘れにくくなるだけでなく、覚えられる情報量が増えるんです。
下に示したエビングハウスの忘却曲線によると、なんと1時間後には、覚えたことの半分は忘れています。
何度も復習するのは当たり前。
まずはこれを脳に刷り込みましょう。
エビングハウスの忘却曲線については、こちらの記事で詳しく解説しています。ご参考までに。
(2) 勉強効率:「1日1教科」は非効率です。いろんな科目を少しずつ進めよう。
1日でがっつり1つの科目を進める派 vs 毎日少しずつ、まんべんなく進める派
一体このどちらが良いのでしょうか?
私は「毎日少しずつ、まんべんなく進める」をオススメします。
なぜまんべんなく進める方が良いのか?
テスト範囲が、5教科50ページずつだとして考えてみましょう。
①1日1教科の場合
1日に1つの教科だけ50ページ進めるとします。
一気に進める爽快感は味わえそうですが、デメリットが2つあります。
1つは、前回どこまでやっていたのか思い出しにくい点です。
例えば国語を月曜日に勉強すると、次に国語を勉強するのは5日後の土曜日になります。
5日前のことなんて、ほとんど覚えていないので、何をやっていたか思い出す作業で時間を浪費してしまいます。
もう1つのデメリットは、苦手教科の日が憂鬱になる点です。
得意教科の日は、気分良く勉強できる一方で、苦手教科はなかなか進まないので、集中力も続きません。
日によってモチベーションが変わってしまうのも効率が下がる原因となります。
・前の勉強日から時間が経ち、どこまでやっていたか思い出しにくい。
・苦手教科の日モチベーションが上がらない。
②1日5教科の場合
次は、1日5教科まんべんなく勉強するパターンです。
1日1教科と比べると、1日に進む量は少ないですが、5日間のトータル勉強量は変わりません。
しかし毎日勉強することで前の範囲を思い出しやすく、1教科あたりの範囲が少なく集中力も続きやすくなります。
・トータルの勉強量は同じ
・前回どこまでやったか思い出しやすい
・短い範囲で切り替えるので、集中力が続く
また短く区切って勉強する方法は、集中力も保つことにも繋がります。
人は30分しか集中力が続かないと言われています。
1日3時間勉強すると仮定して、
(1)1教科だけ勉強すると「30分+2時間30分」
残り2時間30分は長く感じませんか?
一方で
(2)5教科勉強する場合は「36分×5セット」
となります。
このようにいろんな教科を満遍なく勉強することで、自然と区切りができ、集中力が高い状態で勉強することができます。
短く取り組む勉強法は、ポモドーロテクニックと相性が良いです。
ポモドーロテクニックについては次の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は「効率よく勉強できるテスト期間のスケジュールの立て方」について書きました。
いろんな教科を少しずつ進める。いやいや今日は思い切って1教科に絞って勉強しよう。
など、自分の理解度に合わせて調整してみるのも楽しいですよ。
いろんな情報をアレンジして、自分だけの勉強スタイルを見つけていきましょう。
(1) 回転数:何度も何度も繰り返すことで記憶が定着。
(2) 勉強効率:いろんな教科をやることで集中力が続く。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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