ようこそ。記憶力がなく悩んでいる仲間たち
何回やっても覚えられないよ
よーし!今日は英単語10個覚えるぞ!
〜翌日〜
う〜ん。時間かけたのに、あんまり覚えられてないな。。。
今度こそ10個覚えるぞ!!
〜翌日〜
やっぱり覚えられてない。。。もう暗記なんて無理。。。
昨日覚えたことだけでなく、ついさっき見た英単語や歴史の人物名さえ忘れてしまう。
「自分の記憶力に全く自信がない!!(泣)」と嘆いていませんか?
今回は、同じ苦しみを味わった私が、なんとか記憶力を上げることができた方法を紹介します。
・自分の記憶力に自信がない人
・暗記が得意な友達にコツを聞いても理解できない人
忘れてしまうのは当たり前。ポイントは「繰り返す!」
・1回で覚えられなくても気にしない
・サイクルを増やして記憶同士のつながりを強化していく
・「1ページをじっくり1回」より「100ページをさらっと5回」
当時、中学生の私は「1回で覚えたい!」と強く思い過ぎていました。
その結果「1回で覚えようとする→覚えられない→暗記に苦手意識をもつ→暗記が嫌になる→暗記をあきらめる」
の負のサイクルに陥ってしまい、テスト勉強では毎回発狂していました。
「小学校のテストは覚えられていたのに。。。」と
小学校と中学校のテスト範囲の差に圧倒される毎日でした。
思い返してみると、小学生のときはテスト範囲が狭いため、1回で覚えられていただけなんです。
もちろん同じ勉強法では中学校、高校で通用しないですよね。
中学、高校の広いテスト範囲に対抗するための重要ポイントは3つ。
(1)何周もやる
(2)記憶同士のつながりを強化する
(3)自分で説明してみる
1つずつ具体的に見ていきましょう。
記憶を定着させるための3つのポイント
(1)何周もやる。「また会ったな。」をどんどん増やそう
まず初めに大事なのが(1)何周もやるです。
「そんなの当たり前じゃん。。。」と思われるかもしれませんが、意外と2回見るくらいしか出来ていない人が多いんです。
復習はすればするほど伸びるのにもったいない、、!
何回も繰り返すメリットは3つあります。
① 何回も出会うことで忘れにくくなる
② 回数を重ねるごとに情報が濃くなる
③ ページをまたいで情報同士のつながりができる(知識が広がる)
① 何回も出会うことで忘れにくくなる
次のグラフのように、記憶は忘却曲線に従って失われていくと言われています。
衝撃なのが、覚えてから1時間後には、半分以上も忘れているということ。。。!!
人はすぐに忘れてしまうので、1回きりではなく復習しなければいけないことが分かります。
次に復習した場合、記憶の定着率はどうなるかご覧ください。
当然ながら、記憶の定着率に大きな差が生まれることが分かります。
しかし、お気づきの方もいるでしょうか?
復習のメリットは、それだけではありません。
復習すればするほど曲線の傾きが緩やかになっています。
つまり記憶が失われるスピードが遅くなるんです。
復習を繰り返すことで「忘れにくく、長く使える記憶」として自分の中に残すことができる。
これを覚えておきましょう。
② 回数を重ねるごとに情報が濃くなる
さて、何度も復習していると、記憶が定着してきてすぐに思い出せるようになってきます。
余裕が出てきた時は、情報を拡げるボーナスタイムだと捉えましょう!
(1周目)
1番大事な情報を覚える
(2周目)
1番大事な情報を復習。これも覚えたいな、と思う情報を覚える。
(3周目)
1番目、2番目の情報を復習。発展的な内容が書いてあるコラム欄を読んでみる。
(4周目)
全体を復習
まずテスト範囲で重要なことを覚えてから、少しずつ記憶を育てていきましょう。
こうすることで、テストで絶対落としてはいけないポイントを押さえながらプラスアルファを狙うことができます。
(2)記憶同士のつながりを強化。「あのページにあったな!」を増やす。
次のポイントは(2)記憶同士のつながりを強化するです。
具体的には前に出てきたページを横にメモしていきます。
イメージしづらいと思うので下の例を見てください。
よくあるパターンが、「1回につき1つの情報だけ覚える」です。
これでは「鎌倉幕府 = 源頼朝が創設した」しか情報が残りません。
一方、わたしがおすすめする教科書の使い方はこちらです。
関連する情報のページ数をメモしておく。
これだけで、次に出会ったときに後のページの情報もリンクして思い出すことができます。
お気づきでしょうか?
1ページを復習すると、無意識のうちに3ページ分復習できるということに!
情報のリンクを増やしていくとこの効果が3倍、4倍と膨れ上がっていきます。
「覚えたい事に関連することも一緒に覚える」
これを意識して勉強してみてください!
(3)自分で説明してみる。理解していないと口に出せません。
「いざ復習はしてみたけど、ほんとに覚えられたのかな??」
この不安を取り除く方法は
「覚えたことを自分で解説できるかチェックする」です。
覚えたと思ったら、教科書を閉じ、紙の裏にでも書きながら解説してみてください。
意外と手が止まってしまうものです(笑)
自分で解説することで、自分が覚えているか?そして理解しているか?を確認することができます。
そして記憶を呼び起こすトレーニングにもなるため、やればやるほど情報の取り出しがスムーズになります。
① 勉強 → ② 復習 → ③ 解説できるか確認
このサイクルをどんどん回していきましょう!
まとめ
(1)何周もやる
(2)記憶同士のつながりを強化する
(3)自分で説明してみる
私自信、暗記が大の苦手だったこともあり、強い想いで長くなってしまいました。
1つ覚えておいてもらいたいのは「暗記が苦手でも、努力と工夫次第で改善できる」ということ。
結果が出ず、もがいている時間はとても苦しいですよね。
「なんとしてでも今の状況から抜け出したい!」
そんな熱い想いをもつあなたを少しでもサポートできるよう、これからも記事を書いていきます。
一緒に勉強がんばりましょう!!
コメント